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競売物件の債務者
競売物件は債務者との兼ね合いが難しいといわれています。競売物件のなかには債務者が立ち退かずにずっと居座るというケースや、中のものを壊すというようなケースも珍しくはありません。ひどい競売物件のケースでしたら居間でたき火してバーベキューをしたりとか、家の中の柱を全て切って出たり、また糞尿を天井まで塗りつけて出たというものもあります。
そのような最悪の事態を迎える前に、通常競売物件で債務者が居るときは落札価格に「立ち退き料」を考慮するようにといわれています。債務者は多くの場合行くあてがなく、そのために競売物件に居座っている場合が多いですので、債務者が出ていく先の住まいなどを用意しなければならないケースもあります。また競売物件の建造物損壊をやめさせる保全命令のような措置もありませんので自分で解決しなければなりません。具体的には荒事に強い不動産屋に依頼したり、立ち退き料を増やしたりという方法が挙げられます。
このように競売物件は債務者との兼ね合いが難しいですので素人は債務者がいない家を選んで落札する必要があります。実際にこの手の物件は不動産業者でもあまり好みませんので、事前の調査は確実に行なっておくのが良いでしょう。